分子・細胞生理学講座 教 授 松下 正行
  准教授 中村 真理子
  助 教 早川 朋子
  非常勤講師 砂川 昌範
  非常勤講師 毛利 聡
システム生理学講座 教 授 酒井 哲郎
  准教授 細川 浩
人体解剖学講座 教 授 石田 肇
  准教授 木村 亮介
  助 教 泉水 奏
  非常勤講師 久高 将臣
  非常勤講師 蔵元 秀一
世話人講座    

分子解剖学講座

教 授 高山 千利
  准教授 岡部 明仁
  助 教 大倉 信彦
  日本学術振興会特別研究員 清水千草






























はじめに
解剖学と生理学は、医学知識の基本的な部分を占める学問であり、生物に共通する現象や規則性を知る為に必要である。
人体の構造と機能では、多くの分子や細胞から構成される臓器の機能が統合された正常個体全体の生命現象を学び、解明を目指すことにある。さらに、解剖学では人体の正常構造を個体レベルから顕微鏡レベルまで理解し、形態学の認識を深めてもら
生理学では、人体の正常な動作原理と恒常性維持機構を理解し、それらの知識を連携させる能力、考え方を養うことを目標とする。生理学は、植物性機能と動物性機能に分けられる。植物性機能とは、生物の生命維持に必須な機能であり、血液、循環、呼吸、消化吸収、腎機能、代謝内分泌、体温調節などが含まれる。また、これらの調節機構として、自律神経系およびホルモンによる調節を理解する。一方、動物性機能は、感覚器、骨格筋や神経系に代表される機能である。人体の構造と機能における生理学は、植物性機能全般と、動物性機能の一部、自律神経調節と各種感覚器の機能を中心に理解する。
本カリキュラム「人体の構造と機能」の後半では、医師の育成を目的とした学習方法として、解剖生理学演習(病態生理学)を導入する。病態生理学では、講義で学んだ知識を基に、ヒト正常な動作原理の破綻である疾患を理解する応用力や考察法を養い、習得する。生理学実習は、植物性生理機能の基礎的知識を踏まえて、それらの知識を実践的に、主体的に深め体系化することを目的とする。実習は、これら生理現象の解析を試験管内実験、あるいは実験動物を用いて行う。本実習を通して、実験によって得られた結果について解析し、体験的知識習得を行い、その意味づけについて討論する。
これらの講義、実習を達成し、学生が、生命現象、ヒトの正常な動作原理と恒常性維持機構を修得することを願う。

1.教育目標
〇分子・細胞生理学講座

  1. 生命現象、正常な動作原理と恒常性維持機構を理解する。
  2. 循環器の生理機能を理解する。
  3. 血液、間質液、リンパ液の生理機能を理解する。
  4. 止血機構とその破綻、出血、血栓の過程を理解する。
  5. 消化と吸収の過程を理解する。
  6. 内分泌・代謝系の生理機能を理解する。
  7. 腎機能、尿の生成と排泄の過程とその生理機能を理解する。
  8. 呼吸器の生理機能を理解する。
  9. 生殖器、妊娠と分娩の過程とその生理機能を理解する。
  10. 体温調節とその生理機能を理解する。

〇システム生理学講座
 基礎医学としての生理学は、文字通り「いのちのことわり」の学問として、人体機能の特性を明らかにし、その発現機構の解明
を目指す科学である。従って、研究、教育ともに、分子レベル、細胞レベルから個体レベルに至るまでの多岐にわたる現象をその
対象として取り扱う。講義、実習を通して人体生理学の基礎概念、医科学の基礎としての生理学的思考方法、さらには科学の方法
論を理解することを目的とする。

〇人体解剖学講座
 中等教育での生物学の続きとして、学部教育では、個体レベルの形態学の認識を深めてもらう必要がある。1年次では、肉眼解
剖学の理解のために、まず、ヒトの比較解剖学ならびに臨床医学との関連を念頭においた講義を実施する。

〇分子解剖学講座
 人体の正常構造を顕微鏡レベルで理解することにより、医学を学ぶ上で必要な知識を身につける(専門性)。さらに、多様に発
展する医学の分野に対応できる能力を涵養する(問題解決力)。
 人体の構造や生理機能と関連させて、遺伝子・タンパク質の構造と機能、細胞・組織の正常機能と病的現象、臨床医学を理解す
る能力を涵養する(問題解決力)。

2.達成目標
〇分子・細胞生理学講座

〇システム生理学講座
1. 自律神経系の生理学的特徴を説明できる。
2. 末梢における自律神経支配の機構を説明できる。
3. 自律神経系による内臓の中枢性調節を説明できる
4. 感覚器における刺激の受容と情報変換の細胞レベルの機構を説明できる。
5. 感覚器から中枢への情報伝達の経路を説明できる。
6. 大脳感覚野の機能を説明できる。
7. これらの事項を論理的にpresentationできる。

〇人体解剖学講座
・講義を通して、人体の正常構造を理解する。[専門性]

〇分子解剖学講座
1)細胞膜、細胞小器官の構造と機能を説明することができる[専門性]。
2)上皮組織、結合組織、支持組織の形態及び機能特性を説明できる[専門性]。
3)肝臓、腎臓などの各器官の顕微鏡レベルでの構造と機能を説明できる[専門性]。

 

3.評価基準と評価方法
定義:
領域とは「構造」と「機能」を表し、各領域を担当する各分野を以下に示す。
構造領域=解剖学領域:人体解剖学講座担当分野+分子解剖学講座担当分野
機能領域=生理学領域:分子・細胞生理学講座担当分野+システム生理学講座担当分野

判定及び評価を決定するための詳細事項
1 各領域の本試験結果の総平均が60点未満を再試験対象者とする。
2 各分野の再試験結果が50点未満は不合格とする。(注1)
3 各分野の再試験結果が50点以上で、各領域の総平均60点以上は合格とする。
4 各分野の本試験・再試験結果が50点以上であっても、
各領域の総平均が60点未満は不合格とする。
5 最終判定、評価は、各領域の算術総平均で決定する(注2)。

注1 再試験の点数と本試験の点数を比較し、良い方を最終評価に反映させる。
注2 本試験の結果は発表する、再試験の結果は発表しない。

〇分子・細胞生理学講座

  1. 講義出席状況、達成小テストの成績 (問題解決力の評価)(専門性の評価)
  2. 試験の成績 (問題解決力の評価)(専門性の評価)
  3. 解剖生理学演習 小試験 (問題解決力の評価)(専門性の評価)(情報リテラシーの評価)(国際性の評価)
  4. 実習の出席状況、実習態度、実習レポートの内容 (自立性の評価)(専門性の評価)

(コミュニケーションスキル)(情報リテラシーの評価)

  1. これらを総合して評価する。

〇システム生理学講座
1. 論述式筆記試験 (目標 1 - 7)
2. 適宜レポートを課す (目標 1 - 7)
3. 出席状況

〇人体解剖学講座
専門性と問題解決力を測るため、筆記試験を実施する。

〇分子解剖学講座
専門性と問題解決力を測るため、筆記試験を実施する。
出席状況を採点に考慮する。

 

4.モデル・コア・カリキュラムでの位置づけ
〇分子・細胞生理学講座
―教育内容ガイドライン―(平成22年度改訂版)
A 基本事項、4 課題探究・解決と論理的思考」の次の項目に関する内容
(1) 課題探求・解決能力
(2) 論理的思考と表現能力

B 医学一般、1 個体の構成と機能」の次の項目に関する内容
(1) 細胞の構成と機能 【細胞膜】
(3) 個体の調節機構とホメオスターシス
【情報伝達の機序】【生体防御の機序】【ホメオスタシス】

D 人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療」の次の項目の中で
【構造と機能】に関する内容
(1) 血液・造血器・リンパ系
(5) 循環器系
(6) 呼吸器系
(7) 消化器系
(8) 腎・尿路系(体液・電解質バランスを含む)
(9) 生殖機能
(12) 内分泌・栄養・代謝系
これらの項目に示された内容に準じる。

〇システム生理学講座
 本教科で学習する内容は、「コアカリキュラム」のなかで、「B 医学一般」、および「D 人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療」に含まれる。

〇人体解剖学講座
1) 頭蓋および頭蓋骨、内頭蓋底、外頭蓋底の形態を理解できる。
 頭蓋を構成する骨の位置関係を理解できる。


頭蓋底にある孔に何が通るか?
頭蓋底にある孔の名称と位置を確認する。

眼窩を構成する骨は何か?

側頭窩、側頭下窩、翼口蓋窩とはどこか?

2) 体幹骨の形態を理解できる。
 椎骨(頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨)、肋骨、胸骨 椎骨の数は?脊椎の彎曲を理解する。
 椎骨の区別ができる
3) 四肢骨の形態が理解できる。
 上肢骨 ─ 上肢帯、自由上肢骨 下肢骨 ─ 下肢帯、自由下肢骨
 上肢帯と下肢帯の骨の違いを説明できる。
 体幹の骨との連結を理解できる。
 骨盤の構成と性差を説明できる。
4) 咀嚼筋と顎関節
 4つの咀嚼筋の位置と働きを理解できる。
5) 頚部の筋
 広頚筋、舌骨上筋群、舌骨下筋群、胸鎖乳突筋、椎骨と下顎骨の位置関係を理解できる。
6) 上肢、下肢の筋、体幹の筋
 固有背筋の走行を理解できる。
 四肢の主要筋群の運動と神経支配を説明できる。
 それぞれの関節の動きを、筋の働きを通して理解できる。
 骨盤の形態と骨盤隔膜のつきかたを理解できる。
7) 縦隔、肺、心臓、大血管の位置
 縦隔の定義と区分。縦隔に含まれるものがわかる。
 体循環、肺循環と胎児循環を説明できる。
8) 頭部の血管
 外頚動脈、内頚動脈、内頚静脈、およびその枝、外頚動脈と内頚動脈の分布域を確認できる。
9) 頚部の動脈、静脈、リンパ管、リンパ節を理解できる。
 頚部のリンパ節はどこにあるか?
 胸管はどこに注いでいるか?
10) 腹部内臓に分布する脈管
 動脈、門脈と胸管
 腹大動脈から分岐する動脈を、対で出る動脈と1本である動脈に分類できる。
 消化管に分布する動脈を理解できる。
 門脈及びリンパの経路は?
 腹部臓器への動脈の分布を確認する。
 静脈はどこへもどるか、説明できる。
 精巣(卵巣)動静脈の走行と尿管の走行を比べて理解できる。
11) 骨盤の脈管
 内腸骨動脈、外腸骨動脈、および静脈の分布を理解できる。
12) 上肢下肢の脈管
 鎖骨下動脈、腋窩動脈、上腕動脈、尺骨動脈、橈骨動脈、それらの枝
 大腿動脈、膝窩動脈、腓骨動脈、後脛骨動脈、前脛骨動脈、それらの枝
 上肢および下肢の静脈、 リンパ節を理解する。
 主な動脈は、屈側を通るか、伸側を通るのだろうか?
 静脈は動脈に伴走するだけか?
13) 腹部内臓の原位置での理解
 腹膜の構成 壁側腹膜と臓側腹膜、腹膜腔について、発生学の教科書を参考に、腹膜と消化管の関係を理解できる。
 間膜とは何か?
14) 腹部内臓の形態と構造、後腹膜器官
 食道、胃、十二指腸、空腸、回腸、結腸、直腸、肝臓、膵臓、脾臓、腎臓、尿管、副腎、その血管
 腹部内臓の原位置の把握と形態の理解。
 消化管の構造と部位による違いを説明できる。
 肝区域とは?
 後腹膜器官とは何か。
 尿路を確認する。
 精巣(卵巣)動静脈の走行と尿管の走行を比べてみる。

〇分子解剖学講座
1)上皮組織と線の構造と機能を説明できる。
2)支持組織を構成する細胞と細胞間質(線維成分と基質)を説明できる。
3)骨・軟骨・関節・人体の構造と機能を説明できる。
4)骨の成長と骨形成・吸収の機序を説明できる。
5)赤血球とヘモグロビンの構造と機能を説明できる。
6)白血球の種類と機能を説明できる。
7)骨髄の構造を説明できる。
8)造血幹細胞から各血球への分化と成熟の過程を説明できる。
9)筋組織について、骨格筋、心筋、平滑筋の構造と機能を対比して説明できる。
10)[循環器]血管とリンパ管の微細構造と機能を説明できる。
11)[リンパ組織]脾臓、胸腺、リンパ節、扁桃とパイエル板の構造と機能を説明できる。
12)消化器の構造と機能を説明できる。
13)呼吸器の構造と機能を説明できる。
14)泌尿器の構造と機能を説明できる。
15)内分泌器官の構造と機能を説明できる。
16)生殖器の構造と機能を説明できる。
17)感覚器の構造と機能を説明できる。
18)皮膚の構造と機能を説明できる。

 

5.テキスト及び参考図書
〇分子・細胞生理学講座
参考図書

書   名  著   者 発 行 所
Human Physiology and Mechanisms of Disease (6th edition) A.C. Guyton W.B.Saunders Co.
医科生理学展望 (著) William F Ganong (訳) 岡田泰伸、他 丸善株式会社
人体機能生理学 杉晴夫、編著 南江堂
新生理学 小幡邦彦、他 文光堂
Interaction of Platelets with the Vessel wall (Clinical Physiology Series) John A. Oates, Jacek Hawiger, Russell Ross AMERICAN PHYSIOLOGICAL SOCIETY
Cell Physiology Source Book Nicholas Sperelakis ACADEMIC PRESS
Textbook of Physiology: Excitable Cells and Neurophysiology Harry D. Patton W.B.Saunders Co.
Textbook of Physiology: Circulation, Respiration, Body Fluids, Metabolism and Endocrinology Harry D. Patton W.B.Saunders Co.
標準生理学 本郷利憲、他 監修 医学書院
プログラム化された生理学実習 入來正躬、内薗耕二 廣川書店
CBT対応 病態で学ぶ生理学 東 英穂、他 丸善株式会社
呼吸の生理 John B. West 医学書院
人体の正常構造と機能 坂井、河原 編集 日本医事新報社

〇システム生理学講座
書名                              著者                                     発行                              
Principles of                   Kandel,他                            McGraw Hill                  
Neural Science
(和訳:「カンデル神経科学」 メディカル・サイエンス・インターナショナル刊)

和書では
標準生理学                    小澤、福田他編                  医学書院                       

註:これらの図書はあくまで参考書であって、これらにのっとって講義を行うわけではない。

〇人体解剖学講座
Gray’s Anatomy for Students 3rd ed.
Richard L.Drake Wayne Vogl Adam W.M.Mitchell
Churchill Livingstone 2014  ISBN: 0702051314

〇分子解剖学講座
参考図書
 標準組織学 総論 第5版 藤田尚夫 医学書院
 標準組織学 各論 第4版 藤田尚夫 藤田恒夫 医学書院
 組織学 改訂19版 伊藤隆 阿部和厚 南山堂
 入門組織学 改訂第2版 牛木辰夫 南江堂
 Bloom and Fawcett a Textbook of Histology(現在原著は絶版)
その他
 トートラ解剖学 第2版 GERARD J. TORTORAほか 小澤一史ほか監訳 丸善
 Ross組織学 原著第5版 Michael H. Rossほか 内山安男ほか監訳 南江堂

講義及び実習概要
〇分子・細胞生理学講座 講義概要


大 項 目

中 項 目

小 項 目

生理学とは

1. 生理学の方向性・
関連領域

  1. 生理学とは
  2. 生理学における科学的発見
  3. 医学における生理学の役割
  4. 恒常性維持機能

循環器の生理機能

1. 心臓の動き

  1. 心臓の電気的活動の心電図
  2. 心臓の機械的活動
  3. 心臓の機械的活動の内因性・外因性調節機構

2. 血液循環

  1. 末梢循環・微小循環・リンパ循環
  2. 局所循環(脳循環・冠状循環)

3. 循環系の調節

  1. 中枢性調節機構
  2. 内分泌性調節機構
  3. 局所性調節機構

体液組成と
生理機能

1. 血液

  1. 血液のはたらき
  2. 血液の一般的性質
  3. 血液の成分

2. 間質液およびリンパ

  1. 間質液、リンパの由来
  2. 間質液、リンパの特性

リンパ節と脾臓の
はたらき

1. リンパ節の機能

  1. 食作用
  2. リンパ球の産生、免疫機能

2. 脾臓のはたらき

  1. リンパ球の産生と貯蔵
  2. 赤血球の破壊

止血機構

1. 血液成分の関与

  1. 凝固因子とカスケード
  2. 線溶系因子と制御因子
  3. 血小板

 

2. 血管壁の役割

  1. 血管内皮細胞と血小板の相互反応
  2. 血液の粘性
  3. 血管壁の修復機構

3. 破綻と病態生理

1)    DIC、抗血小板療法、アスピリンジレンマ、線溶療法

消化と吸収

1. 消化器官からの分泌

  1. 唾液の分泌機序
  2. 胃液の作用と分泌機序
  3. 胆汁の作用と胆嚢収縮の調節機序
  4. 膵外分泌系の構造と膵液作用
  5. 消化酵素・消化管ホルモンの作用

2. 消化管の運動

  1. 嚥下・咀嚼の機構
  2. 消化管の運動の仕組み
  3. 消化器官に対する神経作用
  4. 嘔吐・下痢および便秘の成因

3. 消化管吸収

  1. 三大栄養素の吸収
  2. 吸収の機序
  3. 大腸の作用(排便の機序)

内分泌・代謝系の
生理機能

1. 内分泌の特性

  1. 内分泌作用
  2. 傍分泌性作用
  3. 自己分泌性作用

2. 各種ホルモンの産出と
分泌

  1. 視床下部ホルモン
  2. 下垂体からのホルモン
  3. 甲状腺ホルモン
  4. 上皮小体ホルモン
  5. 膵臓ホルモン
  6. 副腎からのホルモン
  7. 性ホルモン
  8. その他のホルモン
  9. 特殊ホルモン

 

3. 物質代謝における
各種ホルモンの相互作用

  1. 成長の調節
  2. 血糖値の調節
  3. ストレスに対する反応
  4. その他

尿の生成と排泄

1. 腎機能

  1. 腎循環、糸球体濾過
  2. 尿細管の電解質輸送
  3. 尿細管の再吸収と分泌
  4. 対向流交換系

2. 排尿機構

1)    膀胱の機能的構造と神経支配

呼吸器の生理機能

1. 呼吸器系の機能形態

1)    肺気量、死腔

2. 換気力学

  1. コンプライアンス
  2. 呼吸抵抗

3. 血液ガス

  1. 酸素運搬、炭酸ガス運搬
  2. 酸塩基調節

4. 呼吸の調節

  1. 神経性、化学性調節

生殖器の生理機能

1. 性の決定と分化

  1. 性の分化
  2. 雌雄から男女へ

2. 性の発育

1)    内分泌機能との関係

3. 男性の生殖機能

  1. 精子形成
  2. BTB
  3. 精子の受精能獲得

4. 女性の生殖機能

  1. 排卵機構
  2. 子宮内膜周期
  3. 黄体形成

5. 妊娠と分娩

  1. 受精、着床
  2. 妊娠の維持

体温調節

1. 体温の産生と放散

  1. 体温産生機序
  2. 放散の分類
  3. 体温変動

2. 体温調節と異常

  1. 体温の調節
  2. 発熱とうつ熱
  3. 解熱の機序

3. 発汗

  1. 発汗に関与する器官
  2. 発汗の機序
  3. 発汗の種類

注)生理学の講義に際して、授業開始時には、教材プリントを配付する。



生理学実習概要
実習日:1/5(金)・1/9(火)・1/10(水)・1/12(金)・1/15(月)・1/17(水)


履修学年

実習項目

担当教員

1年次
後学期

実習オリエンテーション
糖代謝
止血機構
呼吸機能
血圧調節
心電図

全教員

Data Discussion:実験終了後、それぞれのグループが実験結果に基づいて、担当教員と共に行う。

講義日程

教科

日付

曜日

時限

講義分類

講義内容

担当

人体の構造と機能

9月28日

(木)

1

人体の構造と機能1

ガイダンス

世話人講座

個体の調節機構とホメオスターシス

分子・細胞生理学

 

9月28日

(木)

2

人体の構造と機能2

骨格系の構造

人体解剖学

 

9月28日

(木)

3

人体の構造と機能3

骨格系の構造

人体解剖学

 

10月3日

(火)

1

人体の構造と機能4

硬組織

分子解剖学

 

10月3日

(火)

2

人体の構造と機能5

筋系の構造

人体解剖学

 

10月3日

(火)

3

人体の構造と機能6

筋系の構造

人体解剖学

 

10月5日

(木)

1

人体の構造と機能7

筋肉組織

分子解剖学

 

10月5日

(木)

2

人体の構造と機能8

上皮組織

分子解剖学

 

10月5日

(木)

3

人体の構造と機能9

結合組織

分子解剖学

 

10月6日

(金)

1

人体の構造と機能10

脈管系の構造

人体解剖学

 

10月6日

(金)

2

人体の構造と機能11

脈管系の構造

人体解剖学

 

10月6日

(金)

3

人体の構造と機能12

循環器の構造

分子解剖学

 

10月10日

(火)

1

人体の構造と機能13

循環の機能 Ⅰ(非常勤講師)

分子・細胞生理学

 

10月10日

(火)

2

人体の構造と機能14

循環の機能 Ⅱ(非常勤講師)

分子・細胞生理学

 

10月10日

(火)

3

人体の構造と機能15

循環の機能 Ⅲ(非常勤講師)

分子・細胞生理学

 

10月12日

(木)

1

人体の構造と機能16

内臓の構造Ⅰ

人体解剖学

 

10月12日

(木)

2

人体の構造と機能17

内臓の構造Ⅱ

人体解剖学

 

10月12日

(木)

3

人体の構造と機能18

血液・造血組織

分子解剖学

 

10月13日

(金)

1

人体の構造と機能19

血液の機能 Ⅰ

分子・細胞生理学

 

10月13日

(金)

2

人体の構造と機能20

血液の機能 Ⅱ

分子・細胞生理学

 

10月13日

(金)

3

人体の構造と機能21

止血機構 Ⅰ

分子・細胞生理学

 

10月17日

(火)

1

人体の構造と機能22

止血機構 Ⅱ

分子・細胞生理学

 

10月17日

(火)

2

人体の構造と機能23

止血機構 Ⅲ

分子・細胞生理学

 

10月17日

(火)

3

人体の構造と機能24

リンパ組織

分子解剖学

 

10月19日

(木)

1

人体の構造と機能25

消化器の構造Ⅰ

分子解剖学

 

10月19日

(木)

2

人体の構造と機能26

消化器の構造 Ⅱ

分子解剖学

 

10月19日

(木)

3

人体の構造と機能27

消化と吸収の機能 Ⅰ

分子・細胞生理学

 

10月24日

(火)

1

人体の構造と機能28

消化と吸収の機能 Ⅱ

分子・細胞生理学

 

10月24日

(火)

2

人体の構造と機能29

消化と吸収の機能 Ⅲ

分子・細胞生理学

 

10月24日

(火)

3

人体の構造と機能30

内分泌の構造 Ⅰ

分子解剖学

 

10月26日

(木)

1

人体の構造と機能31

内分泌の構造 Ⅱ

分子解剖学

 

10月26日

(木)

2

人体の構造と機能32

内分泌の機能 Ⅰ

分子・細胞生理学

 

10月26日

(木)

3

人体の構造と機能33

内分泌の機能 Ⅱ

分子・細胞生理学

 

10月27日

(金)

1

人体の構造と機能34

内分泌の機能 Ⅲ

分子・細胞生理学

 

10月27日

(金)

2

人体の構造と機能35

内分泌の機能 Ⅳ

分子・細胞生理学

 

10月27日

(金)

3

人体の構造と機能36

泌尿器の構造

分子解剖学

 

10月31日

(火)

1

人体の構造と機能37

腎機能 Ⅰ(非常勤講師)

分子・細胞生理学

 

10月31日

(火)

2

人体の構造と機能38

腎機能 Ⅱ(非常勤講師)

分子・細胞生理学

 

10月31日

(火)

3

人体の構造と機能39

腎機能 Ⅲ(非常勤講師)

分子・細胞生理学

 

11月2日

(木)

1

人体の構造と機能40

呼吸器の構造

分子解剖学

 

11月2日

(木)

2

人体の構造と機能41

呼吸の機能 Ⅰ(非常勤講師)

分子・細胞生理学

 

11月2日

(木)

3

人体の構造と機能42

呼吸の機能 Ⅱ(非常勤講師)

分子・細胞生理学

 

11月6日

(月)

1-3

人体の構造と機能

中間試験(生理学領域)

分子・細胞生理学
・システム生理学

 

11月7日

(火)

1

人体の構造と機能43

呼吸の機能 Ⅲ(非常勤講師)

分子・細胞生理学

 

11月7日

(火)

2

人体の構造と機能44

生殖器の構造 Ⅰ

分子解剖学

 

11月7日

(火)

3

人体の構造と機能45

生殖器の構造 Ⅱ

分子解剖学

 

11月9日

(木)

1

人体の構造と機能46

生殖生理 Ⅰ

分子・細胞生理学

 

11月9日

(木)

2

人体の構造と機能47

生殖生理 Ⅱ

分子・細胞生理学

 

11月9日

(木)

3

人体の構造と機能48

自律神経機能

システム生理学

 

11月14日

(火)

1

人体の構造と機能49

自律神経機能

システム生理学

 

11月14日

(火)

2

人体の構造と機能50

内臓機能の中枢性調節

システム生理学

 

11月14日

(火)

3

人体の構造と機能51

内臓機能の中枢性調節

システム生理学

 

11月16日

(木)

1

人体の構造と機能52

感覚器の構造 Ⅰ

分子解剖学

 

11月16日

(木)

2

人体の構造と機能53

感覚器の構造 Ⅱ

分子解剖学

 

11月16日

(木)

3

人体の構造と機能54

視覚

システム生理学

 

11月17日

(金)

1

人体の構造と機能55

視覚

システム生理学

 

11月17日

(金)

2

人体の構造と機能56

聴覚、平衡感覚

システム生理学

 

11月17日

(金)

3

人体の構造と機能57

聴覚、平衡感覚

システム生理学

 

11月21日

(火)

1

人体の構造と機能58

嗅覚、味覚

システム生理学

 

11月21日

(火)

2

人体の構造と機能59

嗅覚、味覚

システム生理学

 

11月21日

(火)

3

人体の構造と機能60

皮膚の構造

分子解剖学

 

11月28日

(火)

1

人体の構造と機能61

体性感覚、内臓感覚

システム生理学

 

11月28日

(火)

2

人体の構造と機能62

体性感覚、内臓感覚

システム生理学

 

11月28日

(火)

3

人体の構造と機能63

温熱調節

分子・細胞生理学

 

12月1日

(金)

1-3

人体の構造と機能

(予備日)

 

 

12月5日

(火)

1-3

人体の構造と機能64

解剖生理演習1(TBL)

人体解剖学

 

12月8日

(金)

1-3

人体の構造と機能65

解剖生理演習2(TBL)

人体解剖学

 

12月11日

(月)

1-3

人体の構造と機能

期末試験(生理学領域)

分子・細胞生理学
・システム生理学

 

12月12日

(火)

1-3

人体の構造と機能66

解剖生理演習3(TBL)

分子解剖学

 

12月14日

(木)

1-3

人体の構造と機能67

解剖生理演習4(TBL)

分子解剖学

 

12月15日

(金)

1-3

人体の構造と機能68

解剖生理演習5(TBL)

分子・細胞生理学

 

12月19日

(火)

1-3

人体の構造と機能69

解剖生理演習6(TBL)

分子・細胞生理学

 

12月21日

(木)

1-3

人体の構造と機能70

解剖生理演習7(TBL)

システム生理学

 

12月22日

(金)

1-3

人体の構造と機能71

解剖生理演習8(TBL)

システム生理学

 

1月5日

(金)

4-6

人体の構造と機能72

生理学実習オリエンテーション

分子・細胞生理学

 

1月9日

(火)

4-6

人体の構造と機能73

生理学実習1

分子・細胞生理学

 

1月10日

(水)

4-6

人体の構造と機能74

生理学実習2

分子・細胞生理学

 

1月12日

(金)

4-6

人体の構造と機能75

生理学実習3

分子・細胞生理学

 

1月15日

(月)

1-3

人体の構造と機能

総合試験(解剖学領域)

人体解剖学
・分子解剖学

 

1月15日

(月)

4-6

人体の構造と機能76

生理学実習4

分子・細胞生理学

 

1月17日

(水)

4-6

人体の構造と機能77

生理学実習5

分子・細胞生理学

 

1月22日

(月)

1-3

人体の構造と機能

総合試験(生理学領域)

分子・細胞生理学
・システム生理学