Fauna Ryukyuana

 
 

Fauna Ryukyuana 投稿規定


目的

琉球列島は, そのおかれた地理的位置, 島嶼環境とその複雑な地史, 卓越した暖流である黒潮の存在などの様々な要因により, 本邦において最も多様性の高い動物相を擁している. 琉球大学資料館 (風樹館) が発行するFauna Ryukyuanaは, 琉球列島に産する動物全般の分類, 分布情報, その他動物相に関する原著論文, 報告, 記録, レビュー, その他あらゆる報文を掲載する, 査読付きオンラインジャーナルである. ページチャージ, カラーページ掲載ともに無料とし, 生物多様性情報の蓄積と共有の場を提供することを目的としている.



1. 発行形態・掲載する報文の内容

1) Fauna Ryukyuanaはオンラインジャーナルであり, 冊子体や別刷りは用意しない.

2) 査読の後に掲載が決定した後にPDFファイルとして作成される報文は, 本誌のウェブサイトに掲載され, 閲覧・ダウンロードが制限無く可能である.

3) 特定の発行日は設けず, 受理された報文の準備が整い次第, Fauna Ryukyuanaのホームページ上に掲載・発行される.

4) 琉球列島に産する動物の分類, 分布情報, あるいは動物相等に関する報文の投稿を受け付ける.

5) Fauna Ryukyuanaでは, 琉球列島を, 九州の南から台湾の北東にわたって続く, 大隅諸島, 吐噶喇諸島, 奄美諸島, 沖縄諸島, 宮古諸島, 八重山諸島を含む列島と定義する. また本誌は, 沖縄県に属する他の島嶼群の動物も対象とする.


2. 投稿資格

報文の投稿資格は問わない.


3. 原稿の投稿・編集過程

1) 原稿は電子原稿による投稿が望ましいが, 紙原稿も受け付ける. 電子原稿は, Microsoft® Wordを用いて作成されたファイルが, 表についてはMicrosoft® WordもしくはMicrosoft® Excelを用いて画像ではなく文字情報を基に作成されたファイルが, それぞれ望ましい.図はテキストファイル中に含めず,別のファイルとして保存し,提出する.

2) ページ数・カラーページ使用の制限は設けない.

3) 原稿の投稿は, いずれかの編集委員宛に原稿を送付する. 編集委員より担当編集者を決定後, 担当編集者より著者に原稿の受領通知を行う. その後, 原稿の掲載の可否が決定するまで, 担当編集者が担当通信者となる.

4) 報文は, 原著論文, 報告, 記録, レビュー, その他に区分される. 各原稿について2名の専門家の査読を受け, その査読結果を参考に, 担当編集者が掲載の可否を判断する. 記録に関しては, 担当編集者の判断により1名のみの査読でも可とする.

5) 担当編集者が掲載を決定した論文について, 掲載受理の通知を発行した時点で, 著作財産権は, すべて発行者に譲渡されたものとする. 著作権規定についての詳細は, 「Fauna Ryukyuana著作権規定」にある通りである.

6) 掲載が決定した論文について, 英語編集者が英文のチェックを行う. 著者はその結果を編集長より受け取るとともに, 最終版原稿とオリジナルの図の提出を依頼される.

7) これらすべての過程を終えた報文は, 準備が整い次第ウェブサイト上にアップデートされ, その時点で発行とみなす.


4. 原稿の作成要領

1) 報文の執筆に用いる言語は日本語もしくは英語とする. 新分類群の記載を含む報文に関しては英文に限る. 分類学的位置の変更などを含む報文の場合も英文が望ましいが, 和文にする場合は, その分類学上の変更点について英文要約中に補足することとする.

2) 各区分の報文ともページ数に制限は設けないが, 文章表現は簡潔かつ明瞭なものとし,冗長な文章や曖昧な表現は避ける.

3) 報文の区分は以下の4区分とする.

a) 原著論文 (original article) は, 今までに発表された事が無く, かつ検証可能なオリジナルな結果を含む報文とする.

b) 報告 (report) は, 今までに発表された事が無く, もしくは報告に値する稀な観察結果等を扱う報文とする.

c) 記録 (record) は, 観察例の少ない動物の分布情報など, 記録に値すると思われる情報を扱う報文とする. 写真等とその簡単な背景の情報のみを扱った報文も記録として扱う.

d) レビュー (review) は, ある事象の現状を総説する報文とする.

4) 各区分の報文 (和文) の基本構成は以下の通りとする.

a) 原著論文 (original article) ・ レビュー (review): タイトル (和・英), 著者名と所属 (和・英), 和文要約, はじめに, 材料と方法 (ただし少ない場合ははじめにの末尾に記すことも可とする), 結果, 考察 (ただし分類学的な報文など, 報文の内容により適宜変更可), 謝辞, 引用文献, 英文要約.

b) 報告 (report): タイトル (和・英), 著者名と所属 (和・英), 和文要約, はじめに, 材料と方法 (ただし少ない場合ははじめにの末尾に記すことも可とする), 結果, 考察 (ただし分類学的な報文など, 報文の内容により適宜変更可. 考察は省略可), 謝辞, 引用文献, 英文要約.

c) 記録 (record) : タイトル (和・英), 著者名と所属 (和・英), 英文要約, 記録 (観察内容を記載. 小見出しの利用可. ), 謝辞, 引用文献, 和文要約.

5) 原稿はA4版用紙の縦置き・横書きとし, 上下左右に20mmの余白を設ける. 使用する文字は12ポイントとする.

6) 和文の際, 句読点や括弧等の記号, 一桁の数字等, すべて半角とする. 実際の使用例は以下の表と, 発行済の報文を参照すること.


記号等の表記説明

, 半角コンマ+半角スペース

. 半角ピリオド+半角スペース

( 半角スペース+半角括弧

)  半角括弧+半角スペース (ただし,直後にコンマやピリオドを使うときは,スペース省略)

1数字は一桁でも常に半角

・二つの人名を分ける中丸も半角を用いる

–範囲を示す際は, n-dashを使用


7) 学名の使用は, 最新の動物命名規約に従う. 属名と種名については斜体で表記する. 分類群名を命名した論文の表記の際, 著者と発行年をコンマ+スペースで分ける.

8) 文献を引用する際, 分類群名の記載論文と区別するために, 著者と発行年をスペースのみで分ける.

a) 著者二名の場合: 上野・鈴木 (2013); (上野・鈴木 2013).

b) 著者三名以上の場合: Uyeno, Suzuki & Tanaka 2013; Uyeno et al. (2013); 上野・鈴木・田中 (2013); 上野ら (2013).

9) 引用文献の表記方法は以下の例に従う.

a) 雑誌中の論文

成瀬貫, 2008. 琉球大学風樹館に収蔵されている甲殻類標本から発見された琉球列島新記録の短尾類 (甲殻亜門: 軟甲綱: 十脚目) 3種の報告. 沖縄生物学会誌, 46: 33–42.

Uyeno, D. & K. Nagasawa, 2010. A new species of parasitic copepod of the genus Hatschekia Poche, 1902 (Siphonostomatoida: Hatschekiidae) from filefishes (Pisces: Tetraodontiformes: Monacanthidae) from off Okinawa, Japan. Systematic Parasitology, 76: 53–58.

b) 単行本中の章等

笠井英美・成瀬貫,2003. サワガニ科. 西田睦・鹿谷法一・諸喜田茂充 (編著), 琉球列島の陸水生物. Pp. 282–288, 東海大出版会, 東京.

Naruse, T. & P.K.L. Ng, 2012. Kume tigra, a new genus and new species of carupine swimming crab (Crustacea: Brachyura: Portunidae) from Kume Island, Ryukyu Islands, Japan. In: T. Naruse, T.-Y. Chan, H.H. Tan, S.T. Ahyong & J.D. Reimer (eds.), Scientific Results of the Kumejima Marine Biodiversity Expedition — KUMEJIMA 2009. Zootaxa, 3367: 204–210.

c) 単行本

峯水亮, 2013. サンゴ礁のエビハンドブック. 文一総合出版, 東京.

Ng, P.K.L., 1988. The Freshwater Crabs of Peninsular Malaysia and Singapore. Shinglee Press, Singapore.

d) ページ等の範囲には, n-dash (–) を使用.

e) 雑誌名等は略記しない.

10) 略号の使用

a) 複数著者を英語で表記する際, andの代わりに & を使用する. 

b) et al.やsensu stricto (s.s.)等は斜体にせず, 立体とする.

c) 新分類群を提唱したり, 分類群の所属の移動をした場合は, n. sp. (new species) や n. comb. (new combination) 等の略号を使用しつつ明記する.

11) 図の作成

a) 図の最大サイズは, A4用紙の上下左右257 × 170 mmとする.

b) 線画をスキャンする場合の解像度は600 dpi以上, 写真を使用する場合は解像度300dpiが望ましい.

c) 受理後, 最終的に本刷に用いるオリジナルの図を提出する際, 各図はLZW圧縮をしたtiff形式で保存し, それぞれ別々のファイルとして提出する.

d) 報文の投稿時は, 編集者・著者・査読者間の通信に負担をかけないため, ファイルサイズを落とした図を一つのpdfファイルなどにまとめる事が望ましい.


5. 費用・別刷り

1) ページチャージやカラー写真の掲載費用は必要としない.

2) 別刷りは用意しないが, 無料pdfファイルを用意する.


6. その他

1) 長文のモノグラフや論文集等の発行は, 特別号 (Special issue) として発行し得る.

2) 特別号の発行を希望する場合は, 企画を, 編集委員を通して提案すること.

 

写真: 藤田喜久

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