保健管理センターとは何か……保健室あるいは医務室のようなもの，と言ったほうが想像しやすいかもしれません。 高等学校時代までと異なるのは，皆さんが環境面でも心理面でも独り立ちにチャレンジする期間になりますので， 養育者の庇護をはなれ，一人の生活者として自己管理の技術を身につける時期と言えます。

　とくに学部学生の皆さんの中には、まだまだ成長期にある未成年の方もいますので，保健管理センターでは、 健康状態をチェックするだけではなく，健康と関係が深い「生活習慣(食，運動，睡眠，飲酒や喫煙など)」を 意識して頂くことを重視しています。
　そのため、毎年4月に実施している学生定期健康診断は漏れなく受けるようにして下さい。

　また，これまで経験することがなかった様々な心身の不調に遭遇することもありますので、一人ひとりに必要な情報提供や， 皆さんからの相談を受け付けています。健康に関することばかりではなく，人間関係や生き方，考え方など， 心に生じた悩み全般についての相談を受け付けていることも大きな特徴です。

　このような業務を行うために，医師，看護師，臨床心理士を配置し，学生部と連携し様々なサービスを実施しています。 必要に応じて各学部や留学生センターなど学内のすべての部局と連絡を取り合いながら皆さんの心と体のトータルな 健康の保持増進に努めています。
　急なけがや病気への応急手当て，身長･体重計，血圧計など日常の健康チェックに欠かせない用具の利用，行事に必要な 救急鞄の貸し出しなど様々な便宜を図っていますので，大いに活用して下さい。