「チャンプルースタディ」とは、沖縄野菜が主な食材となっている伝統的な沖縄食を基にして、現代的なメニューを開発し、それを対象者に食べてもらい、その健康への影響を評価する食事介入型研究です。
本研究は、毎回目的や対象者は異なっていますが、だんだんと研究結果が蓄積されて、最終的な目標は沖縄の長寿再生を目指すことですが、研究結果をさらに質の高い多くの科学論文として世に問うことが急務となっています。
チャンプルースタディ研究は2005年から開始され、その後、様々な視点から調査を行ってきました。
スタディ名 | 対象者特性 | 対象者数 | 調査内容 |
---|---|---|---|
チャンプルースタディ1 | 沖縄県在住 女性 | 39名 | 沖縄野菜を週2回配布 |
チャンプルースタディ2 | 沖縄在住 中年夫婦 |
229名 | 沖縄野菜を週2回配布 |
チャンプルースタディ3 | 沖縄県在住米国人 中年男女 |
138名 | 沖縄野菜主体のチルド食を配布 |
チャンプルースタディ4 | 横浜・東京在住 中年夫婦 |
282名 | 沖縄野菜主体のチルド食を配布 |
チャンプルースタディ5 | 沖縄県在住 中年夫婦 |
301名 | 沖縄野菜料理レシピ本を配布 野菜を週1回配布 |
チャンプルースタディ6 | 沖縄県在住 | 約100名 | 沖縄野菜を1か月間配布 |
チャンプルースタディ7 | 沖縄県(Y町)の小学生とその保護者 | 約2300名 | 食事調査・食育授業など |
本研究での「沖縄野菜」とは、いわゆる沖縄伝統野菜と沖縄産野菜です。
沖縄伝統野菜については、沖縄県農林水産部のホームページ「おきなわ伝統的農産物データベース」
(http://www.okireci.net/dentou/)に記載されている28種類の野菜とします。このホームページによると、沖縄伝統野菜とは「健康長寿県として注目される沖縄において、戦前から導入され、伝統的に食されてきた地域固有の野菜」のことで、別名「島野菜(しまやさい)」とも呼ばれています。
沖縄産野菜は、文字通り沖縄で作られている野菜(いわゆる県内産野菜)のことです。
〒903-0215
沖縄県中頭郡西原町上原207番地
琉球大学大学院医学研究科
衛生学・公衆衛生学講座内
チャンプルースタディ事務局
TEL. 098-895-1137
FAX. 098-895-1412
Email. chample.jp@gmail.com