患者さんへ

近隣の先生方へ

ご紹介の前に

患者さんのご紹介の際に

特定の皮膚疾患に関しましては専門外来を設けております。対象となる疾患の患者さんのご紹介の際には、専門外来の開設曜日への受診紹介をお願いします(詳細は専門外来についてをご参照ください)。

紹介状の作成(わかる範囲での薬歴・現病歴・既往歴の記載)と下記の事項にご留意の上ご協力ください。

※2015年1月より受診の際は紹介状が必須となりましたのでご了承ください。紹介状なしでの大学病院への初診受診は、病院窓口でお断りされてしまいます。

当院で行っている検査・治療

 日常診療で実施している検査はパッチテスト、プリックテスト、皮内テスト、経口負荷試験、運動負荷試験、光線過敏試験(UVA・UVB)、皮膚病理検査、真菌培養検査になります。
 パッチテストは火曜日の外来受診をお勧めください。光線過敏試験も48時間後の判定があるため、火曜日の外来受診をお勧めください。成分パッチテストは原則行っておりません
 皮内テスト、経口負荷試験、運動負荷試験は入院の上行いますので、外来受診日当日に行うことはできません
内服薬のパッチテストは、患者さん自身の内服薬の提供を前提としております。そのため、処方薬を薬剤部で融解・準備する必要があり、受診当日に実施することは無理であることをご理解して、事前に患者さんにご説明ください。
時に紹介元のクリニックの先生のご説明と食い違い、苦情を受けることがあります。

治療用の機器としては、全身型ナローバンドUVB照射機、エキシマライトμ照射器、Qスイッチレーザーなどがございます。

生物学的製剤目的に乾癬患者を紹介する際は

 生物学的製剤は、乾癬患者さんの誰でもが受けることができる治療ではありません。特に脱髄性疾患の既往・家族歴、悪性腫瘍治療中の方は使用することはできません。生物学的製剤は、ある種の免疫抑制薬であり、必ず使用開始前に複数の検査を行うことが必要となるため、外来紹介受診日の当日より生物学的製剤による治療をうけることは、不可能であることを前もって患者さんにお知らせください。さらに高額な治療のため、患者さんの金銭的な負担も大きいことも併せてお知らせください。

 

 しかし、関節症性乾癬の患者さんには、生涯にわたる関節変形や心血管リスクが高いことを鑑み、当科では積極的に治療介入しております。関節症性乾癬の患者さんの場合は一度お問い合わせください。

外科手術が必要な方を紹介する際は

外科手術が日帰り手術で可能かどうかは、術者の判断となります。また、手術は全て予約制になっております。そのため、日帰り手術が可能な場合でも、後日に予定手術として施術いたしますので、紹介時に患者さんにご説明頂ければ幸いです。

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