概要
平成24年度より、沖縄県の地域医療再生基金の事業計画の一環として、ハワイ大学医学部の協力の元、沖縄の臨床研修病院群(RyuMIC、県立病院群、群星沖縄)の若手指導医を育成するための医学教育フェローシッププログラムを開始し、平成28年度からは沖縄県地域医療介護総合確保基金にて実施しております。
本プログラムは、沖縄の将来を担う臨床教育者を育成するために、県内の指導医が力を合わせて、開発・実施する教育プログラム(1年間)です。このプログラムを通して、若手指導医は、臨床教育に必要な知識・スキルを習得するのみならず、参加者同士が協同作業する中で、お互いを理解し合い連携を深めることにより、沖縄の臨床教育者間のネットワークを構築することを目指します。
目的
「ハワイ−沖縄医学教育フェローシッププログラム」は、将来、沖縄の臨床教育のリーダーとなる医師を育成するためのFaculty Development(FD)コースです。ハワイ大学医学部と共同で開発されたプログラムを通して、臨床教育に必要な知識・スキルを習得します。
プログラム内容
■ ハワイ大学教員によるWebレクチャー
■ 沖縄県内外の講師によるレクチャー
■ 所属組織における参加者個人の教育プロジェクト立案・作成・発表
レクチャートピック
■ カリキュラム作成のステップ
■ 学習の原則
■ 講義の仕方
■ 臨床教育
■ スモールグループ学習
■ シミュレーション教育
■ 評価
■ フィードバック
■ メンタリング
■ リーダーシップ
※その他、参加者のニーズに応じて適宜調整を行います。
スタッフ
- ディレクター
- 大屋 祐輔 (琉球大学病院)
- 実行委員
- 武村 克哉 (琉球大学病院)
尾原 晴雄 (沖縄県立中部病院)
北原 佑介 (たのはたラボ、元フェローシップ1期生)
照屋 周造 (沖縄県立中部病院、元フェローシップ10期生) - アドバイザー
- 入江 聰五郎 (入江病院、元群星沖縄若手医師救急懇話会代表世話人)
- エグゼクティブ
アドバイザー
- 内原 俊記 (沖縄県立中部病院 ハワイ大学卒後医学臨床研修
事業団 ディレクター)
- 事務担当
- 並河 知己 (琉球大学病院)
池原 美琴 (琉球大学病院)