再稼働原発モニタリング・プロジェクト

 大瀧研究室では、再稼働される可能性のある原発周辺のチョウのモニタリング調査を2015年に行いました。このモニタリング・プロジェクトの目的は、福島原発事故の調査の際に事故以前のデータ(事故以後の調査との比較データ)が不足したという事実に鑑み、万が一事故が起こってしまった場合に備えて再稼働前の状況をモニタリングしておくことです。広い範囲でモニタリングしておくことで、事故後の放射性物質の生物影響が地点ごとに確実に把握できます。
今回の調査では、川内原発、伊方原発、高浜原発の周辺で調査を行いました。調査結果の公式な発表は2016年度中に生物学関連専門誌にて行う予定ですが、以下に概略を掲載してありますので、ダウンロードして読んでいただければと思います。

 本プロジェクトは一般社団法人アクトビヨンドトラストによって支援されています。

成果報告書

川内原発と周辺環境

川内原発

伊方原発と周辺環境

高浜原発と周辺環境