琉球大学皮膚科学教室 / Department of Dermatology, University of the Ryukyus

担当

高橋　健造、山本　雄一、大嶺　卓也

膠原病は病初期より皮膚症状を伴うことが多く、その皮膚症状を経緯に診断が付くことも多い全身の炎症性疾患です。

膠原病の多くは慢性に経過し、治療には入院や長い外来通院を必要とし、患者さんのみならずご家族にも負担や積極的な協力をお願いしなくてはなりません。膠原病の中には厚生労働省の難治性疾患に指定され、医療費の減免措置のある疾患もあります。また、最新の医学知識・技術を総動員しても急速に進行し死に至る患者さんがおられることも事実です。

これら自己免疫疾患の皮膚症状は時に診断が難しく、膠原病を専門とする経験を積んだ医師でなくては、早期に診断し得ない患者さんが少なからずおられます。琉球大学皮膚科は沖縄県で膠原病に苦しんでいる患者さんの早期診断・治療に尽力しております。膠原病の疑いがあると言われた方や、原因不明の発熱や関節痛がある方は、是非、一度私どもの膠原病専門外来の受診をお勧め致します。