演習林日記 2012年

2012年12月21日 (高嶋)

里山研究園で,公開講座とESDリーダーシップセミナーを開催しました。

公開講座(11月24日)では一般19名,ESDリーダーシップセミナー(12月9日)では琉大生24名の参加がありました。ともに,オキナワシャリンバイやモッコクの植林体験活動を行いました。

ESDリーダーシップセミナーでの植林
参加者同士で協力しながら,苗木や土,鍬に触れてもらいました。各自,「持続可能な開発」のイメージが膨らんだでしょうか?

2012年10月09日 (高嶋)

雨台風の15号・16号。そして風台風の17号。強力な3連続ストライクは,与那フィールドにも大きな爪痕を残して行きました。

6号では与那川が氾濫し,駐車場や苗畑が30~50cmの深さで水に浸かりました。ベテラン職員曰く,40年ぶりの氾濫だそうです

17号は吹き返しの風が強く,いつもと違って西側に開けた斜面がやられました。そのあたりでは,森がスカスカになっています。

宿泊棟前のナンヨウスギ
1本が倒れ,残った木も東側(写真右手)に葉を残すのみです。

2012年07月05日 (高嶋)

雨の多い梅雨でしたが,一転!夏の太陽がじりじりと照りつける季節になりました。

この時期に山に入ると,1.5リットルぐらい水が必要だ~。(余計にリュックが重い…)

イシカワガエル
山奥の涼しげな斜面の陰で,お休み中?でした。

2012年05月25日 (高嶋)

時間を見つけて,昔に作られた調査区のメンテナンスや再測を行っています。

過去のデータってほんとに貴重な財産ですよね。お蔵入りしてしまわないように・・・

再測が完了したプロット
本数が多いんで,20m×20mの区画だと1日1プロットが限界(笑)

2012年04月06日 (高嶋)

3/18-19日に,「森林資源管理と数理モデル」国際シンポジウム -FORMATH RYUKYUS 2012- のエクスカーションを,与那フィールドおよび周辺地域で実施しました。

国内外の研究者の方々にやんばるの森を見てもらい,今後の森林資源管理に向けた様々な議論がなされました。

森林組合の視察
伐採方法や集材,加工,販売,それに森林保全まで,さまざまなテーマが見えてきました。

2012年02月23日 (高嶋)

主に2年生が参加した「フィールド実習Ⅲ」と「造林学実習」を実施しました。

山中の温度が10℃近くまで下がっていた日も。リュックサックを背負うとあったかい,というのを久々に実感しました。

フィールド実習Ⅲの森林調査
雨上がりの急斜面で滑る人続出・・・も,調査の大変さがわかってもらえたかな?

2012年01月17日 (高嶋)

今年もどうぞよろしくお願いします m(_ _)m

1月10日~13日,札幌啓成高校のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)研修を実施しました。北海道の生徒に,亜熱帯の森はどう映ったかな?

SSH研修での河川生物の観察
今年は与那川の生物観察にも挑戦しました。モクズガニや,ヒラテテナガエビが観察できました!

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