演習林日記

菊酒2021年10月18日 (島袋)

10月14日は菊酒(旧暦9月9日)でした。

日ごろのお見守りへの感謝と教職員や山林利用者の安全祈願をしました。

一般的には家族の健康祈願をする行事ですが、山の仕事や大工、運送業に従事している人たちは、この日をティフィサヌウニゲー(手足の御願)といって、仕事のもとになる手足の怪我のないようにと祈願する日でもあるそうです。

今年は調査のため与那フィールドに滞在していた学生3名も参加し暖かい日差しの中で和やかな雰囲気で終えました。

お酒に浮かぶ菊の葉。
久しぶりに食べたタナファクルー。素朴で懐かしくて美味しかったです。

2021年06月10日 (高嶋)

沖縄島北部(やんばる)に世界自然遺産登録勧告が出されました。7月中~下旬に開催されるUNESCOの世界遺産委員会で,正式に登録される見込みです。

与那フィールドも,演習林の約4分の1のエリアが世界遺産候補地に含まれています。日常的に立ち入っているエリアが世界遺産地域となるのは不思議な感覚ですが,大事にしながら教育や研究を推進できたらと思います。

微気象観測タワーからの新緑
3月末の写真ですが,森の生命力を感じる瞬間です。

2021年03月04日 (高嶋)

今年度はコロナの影響でさまざまな制約がありましたが,学生のみなさんの卒論・修論は無事終了したようです。

春休み期間に入りました。
実習も始まっていますが,今年は受講生を複数の組に分けたりしながら,少人数制で実施しています。

「フィールド実習Ⅲ」でのひとコマ
「例年は30人ぐらいでワイワイやっていますが,今年は感染対策に注意を払いながら少人数の組に分けての実施です。

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